本来はこちらに投稿するネタだったのですが、いまいち勝手がわからないので、本ブログで紹介。
→は損保各社(後述)のここ半年の値動き
自賠責保険については、こちらにいい解説がありましたので、ご参照ください。
日経新聞より引用。
クルマを持っていないので、どのぐらい負担増となるのか今ひとつピンと来ませんが、1割前後の負担増となると、運輸業界への影響もありえますね。
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自賠責保険料、4月から2150円値上げ・20年ぶり大幅増
自動車損害賠償責任保険審議会(首相の諮問機関)は21日、自動車保有者すべてが加入する自賠責保険の4月以降の保険料負担を、自家用車の2年契約で2150円値上げして2万9780円(沖縄県・離島を除く)とすることを決めた。
自動車ユーザーや運輸業界に配慮して引き上げ幅を半分程度圧縮したが、1985年4月以来20年ぶりの大幅な負担増となる。
政府が05年度予算案で国の自賠責保険への交付金を減額したため、契約者の負担額は3890円増えて3万1520円となる見通しだった。交通事故死亡者の減少などに伴う民間の運用益約3000億円を05年度から4年間で還元することにし、引き上げ幅を1740円圧縮した。
新車購入時の3年契約の保険料は、自家用車で3430円値上がりし4万1820円となる。軽自動車は2年契約で1640円値上がりし2 万4180円。原動機付き自転車の場合は、国からの交付金を受けておらず、交付金減額の影響を受けないため契約者負担額は2年契約で490円引き下げられる。〔共同〕 (21:14)
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国の行財政改革が、意外な(?)ところに波及しています。
それで、損保業界に与える影響について。
もともと自賠責保険自体が強制的に入るものであるため、各損保の収益面では大きな変化はないと思います。
ただ、「上がった分、自動車保険の保険料を下げます」って戦略も考えられるわけで。
そこで、上場している損保各社をピックアップしてみました。
ミレアホールディングス(東京海上日動)
三井住友海上火災
日本興亜損保
損保ジャパン(ダ)
日新火災海上
ニッセイ同和損保
あいおい損保
富士火災海上
こうやって見ると、結構あるものですね。やたらと損保のCMが多いはずです(w
ここ半年の動きを見ると、日新火災以外はTOPIXよりアンダーぱフォーム気味ですね。中越+インドネシアという打撃がありましたし。
とはいえ、1年前と比べると、だいぶ違う結果が出てくるのがおもしろいところでもあります。
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極西リサーチ
2012年8月に立ち上げた書き物系サークル「極東基礎研究所」を前身とする、業界動向などを調査・分析している個人事務所です。 なお、本業のメーカー系シンクタンクでの仕事が多忙なため、現在更新が停滞しています。
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