【再生可能エネルギーの固定価格買取制度】再エネ設備件数(2013年5月)【FIT】

2013年8月20日に資源エネルギー庁から、再生可能エネルギーの設備件数(固定価格買取制度に関わるもの)が公表されました。
なお、資源エネルギー庁「再生可能エネルギー発電設備の導入状況を公表します (平成 25 年 5月末時点) 」によると、2013年3月末時点での認定件数が、10キロワット以上の太陽光だけで「1,868.1万キロワット」とのことで、2012年2月の約1,300万キロワットから1カ月で急増しているとのことです。どう考えても駆け込み需要ですね。
その後は大分落ち着いて来ていますが、設備が大型で製造・設置に時間が要する大出力のものを中心に、発電システムの運転開始がまだまだ進んでいないようです。
また、太陽光発電に関しては「取りあえず買い取り価格が引き下げられる前に認定だけ受ける」ケースが多いと指摘されています。設備の調達や建設が追いついていない場合もありますが、わざと遅らせて価格下落を待つ悪質発電業者がいるとも言われており、資源エネルギー庁では調査に乗り出しています。
建設通信新聞「太陽光発電/着工遅れの実態調査/運転開始1割程度」
現状は太陽光発電に注目が集まっており、メガソーラー参入のニュースもそれこそ毎日聞いています。一方で、2013年4月以降も買い取り価格が維持されているバイオマスなどほかの再生可能エネルギーの利用を模索する動きもあり、今後に注目です。

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