今更ながら1995年の円高劇を振り返ってみました

前回のエントリの続きで。
さて、今朝はシドニーで1ドル85円を割り込むような事態が生じたので、かつて急激な円高が生じたのは1995年を振り返って、今後について考えてみたいと思います。
95年の円高のクライマックスは、4月19日にドル=80円を割り込んだ時でしょうか。そのときの状況を1995年1月からの相場の推移からみると、3月初頭ごろから1日で50銭~1円以上もの大幅な変動が頻繁にみられるようになっており、そこから1カ月強で大幅な円高が進行して80円を割り込むような状況になっています。

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その後、1995年7月に米国がドル高政策に転じたことで、円高基調から脱しています。
さて今回はどうなるのでしょうか。介入・金融政策の変更(一層の緩和)などの対策が求められています。
今回のネタもと:
グーグルタイムライン

→時間軸を設定して検索が可能です。というか、今日になって初めて知りました(w
Exchange Rate Report Wizard
→日銀に古いデータがないので、こっちのデータを使用しました。

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