ここ最近の値動きは、分割や業績が予想よりかなり悪かったこともあり、今ひとつピリッとしません。
2/24に40万円越えしたのもつかの間、数日で再び40万割れの展開に。
ただし、業績も前期に比べれば増収・増益となっているため、先行きの懸念はなさそうです。
また、四季報2005年春号によれば、単体繰損も解消が予想されるとのことです。
さて、事業内容としては独自で開発を行うよりも、IT資源の活用や、開発の支援をメインとしていますね。
官公庁向けに強みがあり、政府電子化の進展によっては大きな恩恵が受けられそうです。ITを活用した行政のスリム化を官公庁向けに提案しているようで、行政改革の流れにも合致しています。特にIT資源の活用(後述)という強みがあるので、ひと段落着いた後でより存在感が増すと思われます。
→参照:電子政府の総合窓口-電子政府の推進について
IT資源の活用、という面ではバラバラで運用されているアプリケーション等を連携させ、効率的に利用することに強みがあります。
また、開発の支援については、職人芸的な部分から標準的な製作方法の確立を狙っているようです。
前期の予想が下回ったのは、検収の遅れのため、とのことで今期に収益が立つことから問題はなさそうです。
さしあたり、35万円を割るかどうかが注目ですね。
参照リンク:
ライブドアファイナンス:デュオシステム
デュオシステムHP
前期の貸借対照表
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極西リサーチ
2012年8月に立ち上げた書き物系サークル「極東基礎研究所」を前身とする、業界動向などを調査・分析している個人事務所です。 なお、本業のメーカー系シンクタンクでの仕事が多忙なため、現在更新が停滞しています。