というわけで、昨日の続きです。
フレームワークス(3740)がちょっと気になりました。
最近はやりの「サプライチェーン」を手がけているのが大きな要因です。
コストカットの大きな武器とされていますしね。
前回の紹介では大雑把だったので、1にも2にもサービスがどんなものであるが、が今後を占う鍵となるのでそのあたりをもう少し掘り下げてみます。
商品群全体のコンセプトであり、ブランドとして、「LogisticsStation」があります。
Logistics が物流(補給とも)、Station が拠点といったところでしょうか。
物流を、原材料の仕入れから販売まで見たとき、いくつかの過程を経ていますね。
1.仕入れ
↓輸送
2.製造
↓輸送
3.保管
↓輸送
4.販売
となります。
ここで、「輸送」というキーワードが出てきますが、輸送を待つ間は「保管」をする必要があります。
で、「物流」は輸送と保管を組み合わせて、必要なときには運び出し(=輸送)、すぐには必要でないときは保管する機能を持っているものとします。
トヨタの「カンバン方式」は、保管を極力なくして、「作る→輸送→使う」をスムーズに行うことが目的です。
ただし、「カンバン方式」の場合は、物流のゴールに「トヨタ自動車」(その後は消費者)のみがいるわけで、取引先が多岐にわたる場合は、違った対応が必要です。
「輸送する人」「保管する人」「実際に使う人」と別れている場合、それぞれが個別の管理システムを使い、「うちにはうちの決めがある」ってことで、合理化が進まないこともしばしば。
そこで、フレームWX社の製品&コンサルティングを使うことで、規格の統一化を図り、コスト計算が簡単になる、というわけです(サプライチェーンが構築できる、とも)
また、他のベンダーと組むことで、効率的に営業を図っているようです。
ぐぐる先生の検索結果
株価は底を打った感がありますので、私としては検討銘柄のひとつにしたいところです。
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いまのところこんな感じです。
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極西リサーチ
2012年8月に立ち上げた書き物系サークル「極東基礎研究所」を前身とする、業界動向などを調査・分析している個人事務所です。 なお、本業のメーカー系シンクタンクでの仕事が多忙なため、現在更新が停滞しています。