私の趣味(?)として、一過性の事件で下げた銘柄を拾い上げる、ってのがあります(w
今日は、雑貨屋ブルドッグについて。
近い業態としては、Franc Franc あたりかな、と思います。
値段をお手ごろに(ドンキホーテに近め?)し、クルマで来るのにちょうどよい国道沿いに展開すると、雑貨屋ブルドックになる、といったところでしょう。
ターゲット層は、20代の女性とのこと。
具体的にどんなものを販売しているか、については関連会社の商研が卸売りしているグッズで想像するのがベターかと(実際に行くのがベストですが)
商品政策がしっかりしているので、管理体制がしっかりすれば、今後も成長が期待できそうです。
さて、閑話休題。
ここ2週間ほどの値動きは、好業績への期待が裏切られ、下げるというよくありがちな展開となっています。
(チャートを見ていただければ、1月半ばを境に奈落の底に落ちていく様が見られるかと)
それで、会社発表の第1四半期(8月決算)の概況を見ると、大雑把に次の減収要因が浮かび上がります。
1.既存店舗の苦戦
2.管理体制の不備?
1.については、天候不順・天変地異(地震とか)が原因として挙げられています。
中越地震の影響については、190強の店舗のうち、3店舗(今日現在)が新潟にあるのみなので、さほど影響が大きいとは思えません。
台風、については西日本に多くの店舗(68店舗/04年8月)があるため、台風が豊作(汗)だった今年は影響がきつかったかもしれませんね。静岡を中心とした東海地方にも50店舗(04年8月)出店しているので、こっちについてもそれなりに影響は出たものと思われます。
後は、暖冬の影響がある、といっていますが、季節に大きく左右されそうもない雑貨類では、どこまで本当なのやら、という気はします。
ただ、QUICKによると「48週マーチャンダイジング」なる週ベースに近い商品政策を立てているため、予測をはずした時のダメージが大きい可能性はあります。
緻密な予測が立てられる、という強みと一体になっている弱みでもありますね。
2.については関連会社が為替のデリバティブを組んで、大穴を空けたようです(営業利益を全部もって行きました)。
海外で生産したPB商品を持ち込んで売りさばく、というのが基本なので致し方ないとはいえ、もう少し管理体制を整えてほしいと思います。
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極西リサーチ
2012年8月に立ち上げた書き物系サークル「極東基礎研究所」を前身とする、業界動向などを調査・分析している個人事務所です。 なお、本業のメーカー系シンクタンクでの仕事が多忙なため、現在更新が停滞しています。
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昨日のアクセスレポートから・・・
ウェブリブログがいつの間にかバージョンアップし、昨日のエントリみたいなことや、前日のアクセスレポートが吐き出されるようになりました。